謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 清水建設株式会社社員の皆様を始め、全国連合兼喜会の皆様のご健勝を心よりお慶び申し上げます

 旧年中は清水建設㈱東北支店の皆様、東北兼喜会の皆様のご協力により、会を運営してこれました事に厚く御礼申しあげます。引き続き今年も変わらないご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 東日本大震災から今年3月で8年が経過する中、復興・創生期間が終了する2020年度の完成を目指して、復旧復興事業は進んでいますが、被害が大きかった沿岸部におきましては、なかなか計画がまとまらない所もあり、いまだ道なかばです。また、震災の経験や教訓の風化を懸念する声を踏まえて、震災伝承ネットワークの取り組みも始まり、震災を伝承して減災・防災対策に役立てていくこと、さらには、福島では原子力災害による風評被害があり、払拭に力を注いでいかなければならないと思います。
 自然災害は頻発化・激甚化しており、被害を最小限に食い止めるためにも、私共、建設業の力が一層求められるところであり、災害時に真っ先に駆け付ける地域の重要な守り手だと思います。

 今後、生産年齢人口は激減することが予想され、建設業界でみ技能労働者の数が10年以内に100万人以上減ると言われています。人口構成や産業構造が大変革する中建設業がどのような激変にどのように対応していくか、担い手の確保育成をどうするか等、大きな課題と向き合っていかなければなりません。

 建設業界は、きつい・汚い・給料が安いという、いわゆる3K業界と言われた時期があります。現在は新3Kの、給料が良く・休暇が取れて・希望がもてる産業として取り組んでいますが、世間には、旧3Kの意識を持っている親も多く、その子供が建設業に入職したいと思っていても、親がやめておけとアドバイスする場面が多々あるようです。建設業界がIT化施工など近代化していることを親子での現場見学会などを通じ、親の認識を変える取り組みにも力を入れなければならないと考えます。

 東北支店では、5年前より清水建設と兼喜会により、建設業で働きたいと思ってくれる若者の創出の目的のもと、「建設業イメージアップ部会(KIU)」を立ち上げ、建設業ブランドブック「未来をつくる人BOOK」という素晴らしい冊子を完成させました。「ものづくり」が体験できる体験型イベントも昨年初めて開催し、今年も3月に予定されています。併せて出前授業・現場見学会も実施して、今後も東北支店の皆様と共に、建設業のイメージアップにつながる様々な活動を企画し取り行っていきたいと思います。また、今年も2月22日に災防協共催によります「改善事例発表会」が開催されます。
 平成18年からで本年で14回目となります。改善事例について特に目覚しい成果を収められている協力業者・清水建設東北支店改善グループの発表をしていただいており、9年前より、東北六県の各現場におきまして品質の確保に対しての取り組みが優秀であった会社への「品質活動優秀賞」の表彰も、あわせてとり行われています。

 最後になりましたが、本年が清水建設株式会社にとってご隆盛の年でありますように、そして全国連合兼喜会の皆様のご繁栄を心より祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。
        

 

2019年 東北兼喜会