謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 清水建設株式会社社員の皆様を始め、全国連合兼喜会の皆様のご健勝を心よりお慶び申し上げます

 旧年中は清水建設㈱東北支店の皆様、東北兼喜会の皆様のご協力により、会を運営してこれました事に厚く御礼申しあげます。引き続き今年も変わらないご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 今年の3月11日で東日本大震災から、7年がたちます。仙台市におきましては、復興・復旧工事は、ほぼ終わりましたが、被害が大きかった沿岸部におきましては、復興計画がまとまらない所もあり、いまだ道なかばです。現在の建設業界におきましては「担い手確保」が大きな課題となっております。
 2014年3月卒業者で建設業に就職した人のうち、4割弱が就職後3年以内に仕事を辞めていることが厚生労働省の調査で分かりました。大卒者の3年以内の離職率は約3割ですが、高卒者はほぼ2人に1人が離職していて、担い手を確保しても、定着が困難なことを浮き彫りにしています。建設業に就職した16年3月の大卒と高卒の卒業者は、15年3月卒業と比べると共に減っており、近年続いた就職者の増加が減少に転じています。収入だけを求める若年労働者は減少し、休日・休暇の取得を重視して、仕事と生活の両立を求める傾向が強く、業界挙げて担い手確保に注力しても苦戦する状況にあります。
 東北支店では、4年前より清水建設と兼喜会により、建設業で働きたいと思ってくれる若者の創出の目的のもと、「建設業イメージアップ部会(KIU)」を立ち上げ、長期間に渡って建設業界・専門工事業種を紹介するパンフレットの製作を企画しておりました。そして昨年11月、建設業ブランドブック「未来をつくる人BOOK」という素晴らしい冊子が完成し、清水建設・災防協の他、地元の学校へ約6000部を配布する予定です。施工中の「現場見学会」も何回か開催して、今年は高校生を受け入れる見学会を予定しています。併せて「ものづくり」が体験できる体験型できるイベントを企画してきましたが、昨年は、地元の高校へ伺っての「出前授業」をとり行うことができました。工事現場の仮囲いに町内の小学生の絵を掲載する等、工事を身近のものに感じてもらうために、今後も東北支店の皆様と共に、建設業のイメージアップにつながる様々な活動に取り組んでいきたいと思います。
 また、今年も2月14日に災防協共催によります「改善事例発表会」が開催されます。平成18年からで本年で13回目となります。改善事例についで特に目覚しい成果を収められている協力業者・清水建設東北支店改善グループの発表をしていただいており、8年前より、東北六県の各現場におきまして品質の確保に対しての取り組みが優秀であった会社への「品質活動優秀賞」の表彰も、あわせてとり行われています。選考にあたりましては昨年は各現場より例年以上の推薦件数がございまして、過去最も多い15社の皆様が表彰されました。
 最後になりましたが、本年が清水建設株式会社にとってご隆盛の年でありますように、そして全国連合兼喜会の皆様のご繁栄を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
        

 

2018年 東北兼喜会